クロ君が旅立ってから2週間が過ぎました。
遺された私たち家族も、クロ君の居ない現実を少しずつですが受け入れながら暮らしています。
この写真はクロ君が生前からとても気に入っていた写真です。
「うちの猫のキモチがわかる本」という雑誌にも掲載していただきました。
本当はクロ君のとても可愛い表情の写真を遺影に使いたかったのですが、クロ君の気持ちを大切にして、この写真を使うことにいたしました。
クロ君は旅立ってからも、私たちにたくさんのメッセージを送ってきてくれています。
自分の遺影の写真とフォトフレームだけではなく、いずれは他の子たちもお世話になるお仏壇も選んでくれました。
クロ君が急に旅立ってしまったことが悲しくて、後悔する気持ちがとても強くなっていた私のことを心配して、ポチ君に自分の代わりをしてあげるように伝えてくれましたので、一時は30kg台になっていた私の体重も少しずつ戻ってきてくれています。
クロ君は自らの旅立ちを通して、旅立とうとしている動物とのアニマルコミュニケーションの学びを深めることを私に教えてくれました。
長い間闘病していた間質性膀胱炎の原因を解明するために、自分が旅立った後に献体をしたいと私に言伝をしていましたので、主治医の先生にお伝えしましたら、同じ病気で苦しんでいる猫さんたちのために役立ちたいというクロ君の気持ちに感動しておられました。
捨てられたダンボール箱の中で兄弟が亡くなり、次に死んでしまうのは自分だと思ったということを、生まれてからわずか数日で経験しなければならなかったクロ君の気持ちを思う時、とても辛くていたたまれなくなります。
これからはクロ君が私に遺してくれた大切な宿題を、ひとつひとつ心を込めて実現していきたいと思っています。
全ての宿題が終了したら、クロ君が迎えにきてくれることを祈りながら